石上神宮のご利益と見どころを調べてみた!

寺社仏閣巡り

奈良県天理市にある石上神宮(いそのかみじんぐう)。

『日本書紀』に記された「神宮」は「伊勢神宮」と「石上神宮」だけであり、その記述によれば日本最古設立の神宮なのだそうです。

起死回生の神社としてとても人気があるところです。2021年4月に訪れたのですが、

神聖な空気が漂うスピリチュアルスポットだらけだったので

ご利益とともにご紹介しようと思います。

石上神宮については、一番人気の御神劔守の郵送購入についてまとめたり、

駐車場やトイレ情報についても書かせていただいています。参考になればうれしいです。

 

石上神宮のご利益(ご祭神)と見どころ紹介

石上神宮のご利益と見どころ

 

石上神宮のご利益~奈良のスピリチュアルスポット

なんといっても神武天皇が霊力によって行き返ったと言われる場所。

起死回生の御利益がありますよね。

また健康長寿・病平癒の御利益もあるそうですよ。

丑と酉と巳の力も宿っているので金運仕事運向上にもよいとされています

仕事の悩みや金運を向上させたい人にはうってつけのパワースポットでしょう。

さらに丑と酉は陰のエネルギーで色々なものに変換できることから

金運以外にもいろんな効能があるとも言われているので、それ以外のご利益も期待できますよ。

 

石上神宮のご利益ご祭神①布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)

 

布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊です。

布都御魂剣とは、武甕雷神(たけみかづちのかみ)が、国譲りの時に持っていた剣。神武東征の際、熊野で苦戦した神武に高倉下を通じて遣わされました。

 

石上神宮のご利益ご祭神②布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)

十種瑞宝(とくさのみずたから)に宿る神霊です。
十種瑞宝とは、饒速日尊が天照大神から授けられたとされる神宝。死人を蘇らせる霊力を持っているといわれています。

 

石上神宮のご利益ご祭神③布津斯御魂大神(ふつしみたまのおおかみ)

天十握剣(あめのとつかのつるぎ)に宿る神霊です。
須佐之男尊が八岐大蛇を退治したときに使われた剣といわれている。

 

石上神宮の見どころ

 

石上神宮の見どころ①鳥居

 

石上神宮で一番強いパワーを感じることで有名なのは鳥居です。

石上神宮は、聖徳太子がこの鳥居をくぐったときに、「ただならぬ気配を感じる」とおっしゃったという逸話があります。

駐車場から歩いて向かったのですが(約1分)、見えた瞬間空気が変わった気がしました。とても立派な鳥居でした。

聖徳太子もそうだったように

多くの方が鳥居をくぐった瞬間にパワーを感じると言っていますよね。

(写真からも感じられるかもしれませんね)

石上神宮が活力アップのパワースポットといわれるのも納得です。

 

そのパワーは普通のパワースポットで感じるような癒されるとか

良い気が流れているといったようなものではなく

とにかく畏れにも近い圧倒的なパワーだそうです。

 

    

 

  

 

   

 

石上神宮の見どころ②境内に鶏がたくさんいる!

 

境内には、神様の使いと言われる鶏がたくさん放し飼いにされています。

東天紅という種類で天然記念物に指定されています。

鶏の鳴き声を聞くと良いといわれています。たくさん鳴いていたのできっと聞くことが出来ると思います。

 

「にわとり」というのは

「古事記」や「日本書紀」などに登場し、暁の時を告げる神様の遣いとされています。このニワトリが30羽くらいいて、人気者となっています!!

 

 

  

 

   

 

小屋はこんな感じでした。

 

石上神宮の見どころ③柿本人麻呂歌碑と牛

   

 

 

 

石上神宮の見どころ④神杉

 

  

鳥居をくぐって少し進んだところに神杉と呼ばれている杉の木があります。

万葉集に「石上布留の上杉」と詠われているとおり

現在でも樹齢300年を超える杉が数本あり

この杉からもパワーが出ていると言われていますよ。

 

石上神宮の見どころ⑤本殿

 

私が参拝したときには、ちょうど初参りの赤ちゃんを連れたご家族がたくさんいらっしゃっていて、ご祈祷を受けておられました。

太鼓がおなかに響いてきて素晴らしいご祈祷でしたよ。

 

  

 

石上神宮のみどころ⑥出雲建雄神社・天神社

 

出雲建雄神社の「拝殿」(いずもたけおじんじゃはいでん)↑
拝殿前から階段を上がると踊り場のようになっていて、その右側に「出雲建雄神社拝殿」があります。国宝だそうです。

 

 

 

 

 

石上神宮の見どころ⑦ 猿田彦神社

 

道開きの神様、猿田彦神を祀っていました

 

石上神宮の見どころ⑧ 禁足地

 

拝殿の奥に御本地(禁足地)があります。

ここは2000年の間禁足地です。禁足地の中央には、主祭神のご神体が埋斎されているそうです。

拝殿後方にある「禁足地」の中央に御神体が埋斎されていたそうですが

明治時代に入ってから、ここの禁足地が発掘されたそうです

そこから御神体の神剣が出土されたので

神剣を奉納するために本殿が建てられたと言われています。

その時に一緒に勾玉や鉾なども出土されましたが

その中のひとつに国宝にもなっている七支刀があります。

これは4世紀に百済から贈られたもので、特別に鍛えて作られたことから

敵を打ち破る霊力が備わっているとされ、神様のパワーの象徴であるといわれています。

 

   

 

是非訪れてほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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