祇園祭のちまきの中身は何?食べられるの?値段は?を徹底解説!

寺社仏閣巡り

2021年の祇園祭山鉾巡行の中止が決定しました。

寂しいですね。でも、今までの歴史の中で疫病に苦しめられてきた過去があります。

そんな中、疫病退散、災難退散の祇園祭は京都の中心で続いてきました。

今年も、山鉾巡行はないものの2021年ちまき販売はあると思います。

この記事では、そもそもちまきって何?食べられるの?という疑問にお答えしたいと思います。

 

祇園祭のちまきの中身は何?食べられるの?

祇園祭で販売しているちまきは食べられません。

祇園祭のちまきを見て、「これって食べられるのかな」と思った人は少なくないはずです。

ちまきというと、多くの方は端午の節句の時に食べる笹の葉っぱでぐるぐる巻きにしたちまきを思い出す人も多いのではないでしょうか?

祇園祭のちまきは、端午の節句のちまきと似ていて細長くて笹の葉で包んであるので、食べられるのかなと勘違いしちゃいますよね。(端午の節句に食べるちまきは、中に甘いお餅が入っていて美味しいですが・・・)

祇園祭のちまきの中身を食べようと開けてみて、食べるちまきじゃなかったら、元に戻せなくて悲しい事態になります、、、。気を付けてくださいね。

 

祇園祭のちまきは、厄除けとして八坂神社の神様がそれぞれのお家を守ってくれる縁起物。

中身は笹だけで作っているんです。

だから、ほどいて開けても中には何も入っていませんよ。

(段ボールとかの場合もあります)

この食べないちまきを「厄除けちまき」といいます。

お正月に飾る、しめ縄飾りのようなイメージです。

 

 

祇園祭のちまきの値段は?

 

祇園祭では販売されているちまきは、各山鉾によって少しずつ違いますが、

だいたい1000円前後となっています。

 

祇園祭では中身が食べられるちまきは販売されているの?

 

食べられるちまきを販売している山鉾もあるので紹介させていただきますね。

祇園祭で食べられる鉾ちまきを売っている山鉾は、2ヶ所あります。

(今年はコロナの影響でどうなるかはまだ未定です)

 

 

山鉾はこちら

 

・黒主山
・岩戸山

 

この山鉾では、毎年食べられるちまきを山鉾から販売していますので、ぜひ買ってみて下さいね♪

それぞれの山鉾の場所、ちまきの中身を詳しく紹介していきます。

 

黒主山

 

黒主山では、2007年から食べられるちまきを販売しているそうです。

毎年大人気で、すぐに売り切れてしまう年もあるそうですよ!

欲しい方は販売期間の早めに買いにいくことをオススメします♪

1日の限定個数が決まっているのでまさに早い者勝ちですね。

黒主山の食べられるちまきは、亀屋吉長さんという和菓子屋の「ちまき麩」といって、生麩で作られています。

黒主山のちまき麩の販売期間は、後祭り21日から3日間。

値段は3本1,500円。

黒主山の場所:中京区室町通三条下ル

 

岩戸山

 

岩戸山では、2017年から食べられる生ちまきを販売するようになりました。

つい数年前からですね〜。

こちらは、料亭「木乃婦」さんで作られているちまきです。

岩戸山ではイートインできるスペースもあるので、祇園祭を見て回る休憩にとってもいいですね!

生ちまきの値段は3本 1,000円、5本 1,500円。

3本のうち2本は和三盆、1本は黒糖と二種類の味を楽しめるのも嬉しいですね。

岩戸山の場所:京都市下京区新町通高辻上ル

 

こちらのお店でもオンライン販売しています!!

甘春堂

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました